説教要旨
    月23日 「成長させてくださる神」 大村 栄牧師
           コリントの信徒への手紙一3:1~9

◇コリントの教会に、「3:お互いの間にねたみや争いが絶えない」という状態があった。それは指導者をめぐる争いで「4:ある人が「わたしはパウロにつく」と言い、他の人が「わたしはアポロに」などと言っている」。アポロはパウロと同じ伝道者。教会内にまるで指導者の人気投票でもするような愚かさがあった。

◇「5:アポロとは何者か。また、パウロとは何者か。この二人は、あなたがたを信仰に導くために、それぞれ主がお与えになった分に応じて仕えた者です」。皆さんに信仰の導き手となったアポロやパウロがいるだろう。それらはすべて、私たちをキリストに導くために「主がお与えになった」媒介だった。

◇「6:わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。7:ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です」。いのちを与え、それを成長させるのは、媒介ではなく神のみわざである。

◇英語では「be 動詞+過去分詞」は受動態だが、日本語では普通  I was born. は「生まれさせられた」でなく「生まれた」と訳す。He is dead. も「死なされた」ではなく「死んだ」と訳す。しかし本来、いのちは人間の所有物ではなく、神から与えられたものであり、私たちはこれを受動的に受けとめるべきであることを忘れてはならない。

◇そのことを忘れると、いのちの「私物化」や「独占」が起こる。「子どものいのちは親のもの」、「国民のいのちは国家のもの」、「大地のいのちは人間のもの」、そして「自分のいのちは自分のもの」。それらはすべて、いのちの創造主なる神への大変な冒涜だ。

◇私たちのいのちを創造し、はぐくみ育て、これを罪から救うために、ひとり子を身代わりとして下さった、神への感謝と献身の思いを深めたい。「9:あなたがたは神の畑、神の建物なのです」。

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