説教要旨  2月2日(創立73周年記念日)
     「すべての人の祈りの家」 大村 栄牧師
             ヨハネ福音書2:13~22

◇神殿の境内で商売をしている者たちを見て、「15:イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し」た。遠方から来る巡礼者たちが、神殿への捧げ物を自宅から引いてこなくてもここで購入できる。そのような便利と利益の追求が、聖なる場所を汚す。私たちは神の家なる教会を、人の思いで汚さず、清く整えることに努めたい。

◇「こう書いてあるではないか。『わたしの家は、すべての国の人の祈りの家と呼ばれるべきである』」(マルコ11:17)。すべての人に開かれている神との出会いの場である神殿を、一部の者たちが「16:商売の家」として、出会いを妨げられていることに対する主イエスの怒りだ。

◇エリコの町で徴税人のザアカイは、彼を嫌う町の人々にさえぎられ、背が低いので主イエスに会えなかった。そこでいちじく桑の木に登ってお会いできた(ルカ19)。私たちは阻害する人々ではなく、むしろいちじく桑の枝になって、主イエスとの出会いを助ける者となりたい。

◇ソロモン王は神殿の献堂の際に、「僕とあなたの民イスラエルがこの所に向かって祈り求める願いを聞き届けてください。どうか、あなたのお住まいである天にいまして耳を傾け、聞き届けて、罪を赦してください」(列王記上8:30)と祈った。教会が、罪の赦しを求める人の祈りを神に届ける場となりますようにと、私たちも祈り願うものである。

◇主は46年かけて建設したヘロデ神殿の豪華さを誇る者たちに向かって、「19:この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる」と言われた。これは、主イエスこそが真の神殿(神との出会いの場)であること、そして主の十字架の死と3日目の復活を意味している。

◇「家を建てる者の退けた石が 隅の親石となった。これは主の御業」(詩編118:22-23)。十字架へと退けられ、しかし3日目に「隅の親石」として復活された主イエス。この十字架と復活によって実現した赦しと救いを、「すべての人に」宣べ伝える教会を、創立記念日にあたり、改めて整え、皆で成長していきたい。

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