説教要旨

12月22日(クリスマス主日礼拝)
「愛を信じるクリスマス」  牧師 大村 栄
            ルカ福音書1:57~66

◇洗礼者ヨハネの誕生は、マリアの親戚であるエリサベトの夫、祭司ザカリアに天使ガブリエルから告げられた。「13:恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。あなたの妻エリサベトは男の子を産む。その子をヨハネと名付けなさい」。

◇ザカリアは夫婦で長年、子供を待ち望んでいたのに、天使に、そんなことはあり得ない、と拒絶的に応えた。「18:わたしは老人ですし、妻も年をとっています」。それに対して天使は宣告する、「20:あなたは口が利けなくなり、この事の起こる日まで話すことができなくなる。時が来れば実現するわたしの言葉を信じなかったからである」。

◇人々は産まれた子に別の名を付けようとしたが、エリサベトは「60:名はヨハネとしなければなりません」と言った。皆がザカリアに手振りで尋ねると彼は石板に「ヨハネ」と書いた。「64:すると、たちまちザカリアは口が開き、舌がほどけ、神を賛美し始めた」。

◇ザカリヤは天使の告知を信じなかったために、口が閉ざされた。私たちはクリスマスにあたり、不信仰の言葉が鎮められて「19:喜ばしい知らせ」を信じ、ザカリアのように「神を賛美」する者に変えられたい。

◇最大の「喜ばしい知らせ」は、「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」(ヨハネ3:16)。神がこの世を愛し、私たち一人一人を愛しておられる。これが最大の「喜ばしい知らせ」だ。

◇愛の言葉が聞こえなくなると、人は目に見えるものだけを頼りにしようとする。愛を語れなくなると、力づくで相手を説得しようとする。そんなふうに閉じてしまった耳と口が開かれて、神の「愛を信じる日」、それがクリスマスなのである。

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